ヘッダー植物

ざあざあと雨が

2022年5月14日

土砂降りの雨の中、みんな傘をさして歩いていました。

でも、雨が強くて傘をさしてもみな服が濡れていました。

駅に着くと、駅にはたくさんの人がいて、雨がしみた服の重みという感覚と、空間の暗さが、私の中で変換され、駅の人々がどんよりとした雰囲気であるように見えました。

でも、駅の人々は、雨の中の水の分子みたいに、ある塊の流れとして駅のホームへと流れ込んでいきました。

あるいは、波です。人の波に、とびのれ!と、サーと入っていき、みんなの流れと同化して、なんとか、改札を通って外に出れました。

写真は、雨の中、暗闇から、ホラー映画のワンシーンが想起され、そんな感じに撮りました。

 

 

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