コルクの民、自己紹介
2024年6月29日
俺たちはコルクの民のものだ。遊牧地としてここを選んだ。
俺は「カベルネソーヴィニヨン王」のもとに仕えてるネジ=アンソワ・シャトーブリアン・カベルネソーヴィニヨンだ。そして隣にいるこいつが、父方の従妹のそのまた従妹のともだちのバードマンだ。さっき会った。お腹に鳥の絵が描いてあるからバードマン、分かりやすいだろう。たしか、こいつは「ピノノワール伯爵」だか「ジンファンデル皇帝」についてるんだっけな。
―ピノノワール伯爵です。ピノノワール伯爵に仕えてる「ブラック=ネジジ・クリントン・ピノノワール」です。
―ああそうか。まあどうでもいい。そういや、今年はボジョレーヌーボーやら、イベリコブタやら、パルミジャーノレッジャーノやらはやるのかな。
―どうでしょうね。