ごめん寝
2022年10月8日
この、「ごめん寝」と「ね」を「寝」にしているのは、なぜでしょう。
素直にごめんなさいが言えないのでしょうか。
そういう時あるような気がします。
「あの…あのね…」と、ほんとは最初の「あの」の時に「ごめんなさい」が言いたかったのに、言おうとしてたのに、のどでつっかえて、「あの」しか言えない。
「ごめんなさい」と言うと、感情の激突がおきるんじゃないか、「ごめんなさい」の一言で大きな変化があるんじゃないか。それを「ごめん寝」ねを寝るにして、ずらす。寝るには安らぎ、休みとやわらかさがあり、激突とは反対の感じがあります。
ごめんという意は伝えたいが素直になれない、猫の何らかの恐怖感。
そんな、猫の感情の機微が「ごめん寝」と「ゴメンニャサイ」にうまく表されているようで、この絵は素敵です。また猫の恥ずかしいのか顔を伏せてるのもかわいいです。
そんな風に私は受け取りました。